新仏壇とは
新仏壇とは
本来仏壇にはこうでなくてはいけないといった 形のきまりごとはありません。
その時代の建築や空間に合うように変化してきました。
伝統的な唐木仏壇や金仏壇の形は菩提寺やその内陣を模したもので、江戸時代後期にできあがったものです。
時代とともに住空間やライフスタイルは多様化していき、
それに合わせて仏壇もかわっていきます。
重厚な唐木仏壇、壮麗な金仏壇が今の空間に 合わなくて当然です。
40年程前に仏壇の形に変化が現れ始めます。それは、本棚もしくは洋服タンスの様な家具調の仏壇が つくられはじめました。新仏壇の登場です。
その当時はスッキリしたデザインのせいで、敬遠されましたが、価値感の多様化とともに受け入れられ、今では主流の仏壇になっています。 ※「モダン仏壇・家具調仏壇」とも呼ばれます。
似ているデザインであっても「伝統技術を引き継いだもの」「新しい技術を取り入れたもの」など、そして材質や意匠によって、たくさんの種類とグレードに分かれます。
「唐木仏壇」や金仏壇」のように画一的な形のものより、多種多様な新仏壇」は、「自分らしさ」を大切にする今の時代に合ったものと言えます。
仏壇はどんどん進化しています。