仏壇と宗派
仏壇と宗派
昔の仏壇は、宗派の本山を模してつくられました。それは、本山にあこがれながらも、現在のように交通が発達していなかったため、めったにおまいりできなかったからです。
また一方、仏壇はご先祖の供養から発展したもので、ご先祖が浄土で成仏されるようにとの願いから、浄土の象徴としての金仏壇が好まれました。
現在では、特殊な宗派を除き、通常、宗派にこだわらず、各人の好みや、安置する場所よって、唐木仏壇、金仏壇、モダン仏壇、コンパクト仏壇など、大きさや材質、そして色あいなど、自由に選ぶことが主流になっています。
もちろん、ご本尊や仏具は、各宗派に準じたものになります。